データ移動統計

データ移動グラフには、Easy Tier® によってトリガーされたマイグレーション・アクションが表示されます。

データ移動グラフには、過去 24 時間のデータが 1 時間単位で表示されます。時間の表示スパン、および必要な増分 (毎時など) を変更できます。

管理 GUI で Easy Tier のデータおよびレポートを表示するには、以下のいずれかのパスを選択します。
  • 管理 GUI から、「モニター」 > 「Easy Tier レポート」を選択します。
  • 管理 GUI から、「プール」 > 「Easy Tier レポートの表示」を選択します。

「データ移動」タブを選択して、データ移動統計グラフにアクセスします。

Easy Tier」レポート・ページを初めて開いたときに、データ移動グラフが自動的に表示されます。このグラフを変更したり、別のグラフを表示したりすると、最後のアクションが、Easy Tier 統計ツールを使用して新しいデータ集合が取得されるまで保持されます。(このツールは Easy Tier データを処理し、HTML レポートと CSV ファイルを生成します。)

以下のリストで、グラフに表示されるデータのタイプについて説明します。

エクステント容量
Y 軸には、移動された容量エクステントの数が表示されます。プロモート (リバランス) されたエクステントが線の上に表示され、デモート (スワップ) されたエクステントが線の下に表示されます。
選択されたビューポート時間
レンダリングされる日時はビューポート選択内容に表示されます。
ビューポート X 軸の時間選択
時間の選択を時間単位で表示します。選択できる値は時間単位で、オプションは 24、12、6、4、3、2、または 1 時間です。
制約事項: 5 分の増分での 24 時間の期間など、大量のデータの表示は、表示域に限定されます。ビューポート内の 288 個のデータ・ポイントをすべて表示するのに十分な表示スペースがありません。水平スクロール・バーを使用して、すべてのデータを表示します。ビュー・ポイント・シフターを使用して、現在のビュー・ポイントに表示されていない次のデータ集合に移動することもできます。
X 軸の増分の選択
選択された時間を増分単位で表示します。増分を変更して、ビューポートに表示される時間を選択できます。値は、そのセクションで使用可能な増分に応じて、1 時間、30 分、15 分、10 分、または 5 分です。
データ移動キー
実行されたすべてのデータ移動アクションを表示します。アクションのタイプは以下のとおりです。
プロモート
アクティブ・データがストレージの下位 Tier から上位 Tier に移動された場合、システム全体のパフォーマンスを向上します。
ウォーム・プロモート
MDisk が過負荷になると、MDisk 上のワークロードを低減するために、アクティブ・データが下位 Tier から上位 Tier に移動されます。
バランシング移動
データが、ワークロードが高いアレイからワークロードが低いものへと同じ Tier 内で移動された場合、Tier 内のワークロードのバランスが取られます。
バランシング・スワップ
データが、ワークロードが高いアレイからワークロードが低いものへと同じ Tier 内で移動された場合、Tier 内のワークロードのバランスが取られます。
プロモート・スワップ
アクティブ・データがストレージの下位 Tier から上位 Tier に移動される場合、アクティブではない他のデータは最初にスペースを確保するために移動する必要があります。
ウォーム・デモート
MDisk が過負荷になると、MDisk 上のワークロードを低減するために、アクティブ・データが上位 Tier から下位 Tier に移動されます。
コールド・デモート
非アクティブ、すなわちアクティブでないデータが上位のストレージ Tier から下位 Tier に移動されると、上位 Tier のスペースを解放します。
移動の詳細
キーにリストされているさまざまなデータ移動アクションのテキストおよび視覚的な説明を表示します。
以下の表で、詳細な形式について説明します。
表 1. データ移動統計の説明
データ データ形式 定義 コメント
index 整数 行番号  
dss ストリング クラスター ID IBM.2145-169933
volume_id 整数 ボリューム ID (vdisk ID) 例: 0
copy_id 整数 cdisk ID 例: 0
エクステント (extent) 整数 このボリューム内のエクステントの ID  
時刻 ISO 8601 形式 移動が行われたときのタイム・スタンプ 2016-10-26T21:37:05+05:00
タイプ (type) 整数 そのデータを対象にする少量の書き込み IOps 可能な値: 1~10
typedescription ストリング そのデータを対象にする少量の読み取り IOps
可能な値:
  • PROMOTE(type=1) /* より可能性が高い Tier にエクステントを移動 */

  • SWAP(type=2) /* より可能性が低い Tier にエクステントを移動して、より可能性が高い Tier のスペースを解放。また、より可能性が高い Tier にもエクステントを移動。*/
  • DEMOTE(type=3) /* より可能性が低い Tier にエクステントを移動 */
  • MOVE(type=4) /* 同じ Tier 内の別の MDisk にエクステントを移動 */
  • RB_SWAP(type=5) /* 同じ Tier 内の MDisk 間でエクステントを交換 */
  • WARM_DEMOTE(type=6) /* 別の Tier 内でより可能性が高い MDisk にエクステントを移動 */
  • WARM_PROMOTE(type=10) /*
source 整数 それらのデータを対象にする小規模な入出力帯域幅 mdisk number
target 整数 それらのデータを対象にする大量の書き込み IOps mdisk number